5日.20日は毎月無火災推進日。
夜は仁和消防分団で学区内を巡回広報します。

火の用心を呼びかけ、巡回する度に感じるのですが、
古い京町家が必ず、月に1、2軒取り壊されている現場を見ます。
この地区は歴史があり北野天満宮の南に位置し、東側は千本、五番町などが
あります。そんな歴史ある町もマンションが建ったり、洋風な家があったり、
昔ながらの町家や長屋があったり、お寺があったりで町の景観のまとまりがなく
バラバラです。
「うーん、どうしたら美しい町並みになるのかなぁ?」
なんてふと思う事があります。

古い建物が良く、新しい建物が悪いと言う訳ではありません。
実際、明治、大正、昭和初期の建物もシロアリでボロボロだったり、
傾いてどうしようもないもの等多くあります。
どうやって古いものを大切に残すのか、そして新しいものをどうやって町並みに
とけ込ますのか、町全体をイメージして、真剣に考えて
いかないと、今後どんどん町がスピーディに崩れて行きそうに感じます。

同時に町全体で協調する心が深まったら
火災なんかの防災、災害時の連携にも強くつながるのかな。
美しい安全な地域づくりを心がけ消防団活動をして行きたいと思います。
消防器具庫
西村