天竜寺暁天講座 : 2007年07月28日(土曜日)
嵐山にある臨済宗天竜寺派の大本山天竜寺へこの時期行われる暁天講座に
行ってきました。暁天講座とはこの時期に京都の大きなお寺で行われる行事で
座禅をしたり法話を聞いたり、写経をしたり、文化人や俳優さんのお話を聞いたりと
各寺によって催しは異なりますが早朝の涼しい時間に開かれる朝の行事です。
天竜寺では六時から七時は座禅、七時から八時までは法話、その後そうめんの
接待があります。
朝の座禅は心を清々しくしてくれます。
半眼になり背筋をのばし、心を落ち着けるます。
すると小鳥の声が聞こえ、遠くからはセミの声も聞こえてきます。
風が体にあたる涼しい感覚と木々を揺らす音、池の水の音等が耳で感じる、
というよりも体で感じてきます。
普段忘れている自分の中の五感が目を覚ましているんだなと感じる事ができます。
早朝の涼しい中、自然と一体化する座禅は本当にいいものです。
その後一時間、僧堂師家の佐々木容道先生によるお話がありました。
智門般若体のお話で、自分本来の役割、全体の事を考える、
無常であり空であるから大切に、短いからこそ一瞬を大切に、
そんな色々と再確認させられるお話を聞かせていただきました。
そのあと、そうめん接待があり世界文化文化遺産の庭を眺めながら
すきな場所で食べられるという贅沢な時間を楽しみました。
気持ちのいい一日をはじめる事ができた朝となりました。
西村
行ってきました。暁天講座とはこの時期に京都の大きなお寺で行われる行事で
座禅をしたり法話を聞いたり、写経をしたり、文化人や俳優さんのお話を聞いたりと
各寺によって催しは異なりますが早朝の涼しい時間に開かれる朝の行事です。
天竜寺では六時から七時は座禅、七時から八時までは法話、その後そうめんの
接待があります。
朝の座禅は心を清々しくしてくれます。
半眼になり背筋をのばし、心を落ち着けるます。
すると小鳥の声が聞こえ、遠くからはセミの声も聞こえてきます。
風が体にあたる涼しい感覚と木々を揺らす音、池の水の音等が耳で感じる、
というよりも体で感じてきます。
普段忘れている自分の中の五感が目を覚ましているんだなと感じる事ができます。
早朝の涼しい中、自然と一体化する座禅は本当にいいものです。
その後一時間、僧堂師家の佐々木容道先生によるお話がありました。
智門般若体のお話で、自分本来の役割、全体の事を考える、
無常であり空であるから大切に、短いからこそ一瞬を大切に、
そんな色々と再確認させられるお話を聞かせていただきました。
そのあと、そうめん接待があり世界文化文化遺産の庭を眺めながら
すきな場所で食べられるという贅沢な時間を楽しみました。
気持ちのいい一日をはじめる事ができた朝となりました。
西村
25日は天神さんの縁日です : 2007年07月25日(水曜日)
七月は境内に梅の実が干され辺りにいい香りが漂います。
そして露店ではカブトムシが売られたり、
金魚すくいの店、カキ氷の店等がいつもの縁日より増え夏休み気分を盛り上げます。
夏の風景です。
いくつになっても楽しいです。ワクワクします。
そして子供だったらこれから本格的な長期夏休みをむかえます。
最高ですね。いいなぁ〜
西村
そして露店ではカブトムシが売られたり、
金魚すくいの店、カキ氷の店等がいつもの縁日より増え夏休み気分を盛り上げます。
夏の風景です。
いくつになっても楽しいです。ワクワクします。
そして子供だったらこれから本格的な長期夏休みをむかえます。
最高ですね。いいなぁ〜
西村
梅雨の天神 : 2007年06月25日(月曜日)
毎月25日の天神さんの縁日。
この時期は雨の縁日になる事が多いのですが
今回は夕方まで雲空をキープ、いつもの様に賑わいました。
この北野天満宮なのですが、本殿のまわりには素晴らしい
霊獣達の木彫がたくさんあります。
龍、鳳凰、麒麟、莫、亀、獅子、鯉などなど・・・・
小中学生の頃はよく夏休みの宿題で、
この場で写生やデッサンをしたものです。
私の大好きな場所でもあります。
そしてジャポリズム霊獣シリーズの鳳凰図のモデルは
この本殿正面の立派な木彫の中のひとつに
ある鳳凰をモデルにアレンジをしたものです。
西村
この時期は雨の縁日になる事が多いのですが
今回は夕方まで雲空をキープ、いつもの様に賑わいました。
この北野天満宮なのですが、本殿のまわりには素晴らしい
霊獣達の木彫がたくさんあります。
龍、鳳凰、麒麟、莫、亀、獅子、鯉などなど・・・・
小中学生の頃はよく夏休みの宿題で、
この場で写生やデッサンをしたものです。
私の大好きな場所でもあります。
そしてジャポリズム霊獣シリーズの鳳凰図のモデルは
この本殿正面の立派な木彫の中のひとつに
ある鳳凰をモデルにアレンジをしたものです。
西村
相国寺(承天閣美術館)の若冲展 : 2007年06月01日(金曜日)
相国寺さんより若冲展の招待券をいただいていたので
本日午前中に行ってきました。
相国寺は幼い頃よりよく出入りしていましたが
これほどまでに大勢の人は初めてみました。
相国寺承天閣美術館も何度も行っていますが
こんな大勢の人は見た事がないです。
この若冲展、90分から120分待ちの大盛況です。
前回展示の「伝来の茶道具展」の時もご招待いただきましたが
15〜20人くらいの人の数でのんびり、
ゆっくり、じっくり見られる、そんな美術館だったのですが
今回のこの若冲効果でいやビックリ!人人人。
そしてそして内容も驚きと感動でした。
「動植綵絵」めちゃめちゃ素晴らしく
展示室に入るや寒気がしました。
若冲の作品はこの承天閣美術館で何度も見ています。
素晴らしい釈迦三尊像も数えきれないくらい見ています。
でも今回、120年振りに「動植綵絵」と再会になったせいか
いつも見る釈迦三尊像が少し微笑んでいたように何度みても感じました。
そして自分自身なにか気持ちが穏やかになりました。
色彩の鮮やかさ、使い方見せ方の上手さ、水墨の表現力、筋目書きのテクニック。
精密な図鑑のような昆虫があると思えば、キャラクターデザインのさきがけと思わせる
かわいい動物の表現。またグラフィックデザイナーのような大胆な意匠の様な絵。
すべてにおいてビックリします。
美術館を出て、少し興奮ぎみをもとにもどすため法堂に寄り、
天井の狩野光信筆の蟠龍図を眺めエネルギーを充電して
アトリエに戻りました。
西村
本日午前中に行ってきました。
相国寺は幼い頃よりよく出入りしていましたが
これほどまでに大勢の人は初めてみました。
相国寺承天閣美術館も何度も行っていますが
こんな大勢の人は見た事がないです。
この若冲展、90分から120分待ちの大盛況です。
前回展示の「伝来の茶道具展」の時もご招待いただきましたが
15〜20人くらいの人の数でのんびり、
ゆっくり、じっくり見られる、そんな美術館だったのですが
今回のこの若冲効果でいやビックリ!人人人。
そしてそして内容も驚きと感動でした。
「動植綵絵」めちゃめちゃ素晴らしく
展示室に入るや寒気がしました。
若冲の作品はこの承天閣美術館で何度も見ています。
素晴らしい釈迦三尊像も数えきれないくらい見ています。
でも今回、120年振りに「動植綵絵」と再会になったせいか
いつも見る釈迦三尊像が少し微笑んでいたように何度みても感じました。
そして自分自身なにか気持ちが穏やかになりました。
色彩の鮮やかさ、使い方見せ方の上手さ、水墨の表現力、筋目書きのテクニック。
精密な図鑑のような昆虫があると思えば、キャラクターデザインのさきがけと思わせる
かわいい動物の表現。またグラフィックデザイナーのような大胆な意匠の様な絵。
すべてにおいてビックリします。
美術館を出て、少し興奮ぎみをもとにもどすため法堂に寄り、
天井の狩野光信筆の蟠龍図を眺めエネルギーを充電して
アトリエに戻りました。
西村
伝来の茶道具展 : 2007年04月14日(土曜日)
晴天のぽかぽか陽気の中、
臨済宗相国寺派大本山相国寺にでかけました。
山内塔頭の大光明寺に行った後、
同じく山内にある承天閣美術館 へ (→ 承天閣美術館のホームページはこちら )
「伝来の茶道具展 」
を観てきました。
円山応挙の梅に斑鳩図
伊藤若冲の立鶴図 松亀図 そして美しい色の菊図がありました。
龍好きの私には嬉しかった狩野洞春の上り龍、下り龍の図があり、
この侘び的な龍の迫力、がすごくよかったです。
そんな中、気になる書がありました。
普通の筆でかいていない、なんか恐そうな容赦ない
寒気がするというか、そんな雰囲気を出した書でした。
『江月宗玩墨跡 逢佛殺佛逢祖殺祖』
軸に殺すという字を観たのは初めてで、しかもささくれた、
かすれた字で書かれ、殺の文字だけ墨の入れ方が微妙に薄い、
なんとも不気味に感じました。
佛に逢うては佛を殺し祖に逢うては祖を殺す 臨済録より とありました。
殺は截断の意。一切を断ち切り佛祖といえども乗り越えてゆく
勇猛精進の修行を表す。と解説がありました。ちょっとビビりました。
そしてロビーで映像や図録をゆっくりと観て、
ちょっぴり勉強をして
次回の若冲展を楽しみに想像してアトリエに戻りました。
(西村)
臨済宗相国寺派大本山相国寺にでかけました。
山内塔頭の大光明寺に行った後、
同じく山内にある承天閣美術館 へ (→ 承天閣美術館のホームページはこちら )
「伝来の茶道具展 」
を観てきました。
円山応挙の梅に斑鳩図
伊藤若冲の立鶴図 松亀図 そして美しい色の菊図がありました。
龍好きの私には嬉しかった狩野洞春の上り龍、下り龍の図があり、
この侘び的な龍の迫力、がすごくよかったです。
そんな中、気になる書がありました。
普通の筆でかいていない、なんか恐そうな容赦ない
寒気がするというか、そんな雰囲気を出した書でした。
『江月宗玩墨跡 逢佛殺佛逢祖殺祖』
軸に殺すという字を観たのは初めてで、しかもささくれた、
かすれた字で書かれ、殺の文字だけ墨の入れ方が微妙に薄い、
なんとも不気味に感じました。
佛に逢うては佛を殺し祖に逢うては祖を殺す 臨済録より とありました。
殺は截断の意。一切を断ち切り佛祖といえども乗り越えてゆく
勇猛精進の修行を表す。と解説がありました。ちょっとビビりました。
そしてロビーで映像や図録をゆっくりと観て、
ちょっぴり勉強をして
次回の若冲展を楽しみに想像してアトリエに戻りました。
(西村)