5月13日から6月3日まで相国寺承天閣美術館にて開催される若冲展の
案内が相国寺さんより届きました。
早速ポスターをアトリエ前に貼りました。

伊藤若冲

伊藤若冲はもっとも大好きな画家のひとりで本や印刷物でしか作品を見た
事がなく10年程前、相国寺承天閣美術館で初めて作品を見せていただき、
とても驚いた事を昨日のように覚えています。

その時に見入ってしまったのが釈迦三尊像です。
大きな作品で、鮮やかな彩色が施され細かな装飾まで丁寧に描かれており、
とても美しい作品でした。日本の仏画の中では一番の作品と感じました。

そんな抜群の色彩感覚と確実な描写力の伊藤若冲の作品が
また色々見られると思うとワクワクします。
今回、分蔵されていた最高傑作「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)も
展示されます。釈迦三尊像と120年ぶりの再会だそうです。

京都の方だけでなく、この観光シーズンに京都に来られる予定の方、
観光地巡りのひとつに加えてみられてみてはいかがでしょうか。
お勧めです。

(西村)