昨日、偶然に又従兄弟がお店に来てくれて、明日建仁寺の市に出展するという事を聞いたの
で今日は早速、仕事の合間に見に行って来ました。
もう二十年くらい会っていなかったような気がします。久しぶりの又従兄弟との再開でした。

建仁寺建仁寺山門
建仁寺といえば俵屋宗達の風神雷神図や法堂に描かれた小泉淳作の天井画の双龍図が有名です。
ここは賑やかな祇園の町の中にありますが、お寺に入ると静かで本当にここが町の中だったのか忘れてしまうくらい落ち着いたいい雰囲気の場所で僕の好きな場所でもあります。

また建仁寺所蔵の障壁画で海北友松の雲龍図は龍好きの僕の中でのベスト3の中に入っています〜

さてさて建仁寺の境内の中を探していると「寅市」という看板がかかっており塔頭の両足院
の中で市が行われていました。
入った所の良い場所で銅板で折り鶴を作られている姿が。
折り鶴
右、高山氏、 左、平石氏(又従兄弟)です。
お二人とも京都の建築板金の職人であり明日の名工(京都府青年優秀技能者奨励賞)を受賞されているたしかな匠です。
なおちゃん高山さん
銅板をたたいたり曲げたりとみるみるうちにお二人は鶴を折り上げていかれます。ビックリです。
大きな特大の銅板の折り鶴から一円玉くらいの極小の折り鶴、銅板の虎や亀、器、一輪指し、花など驚きの品々が並んでおりました。

その中で風神雷神のレリーフがありました。平石氏制作の作品でかなり惹かれてしまいオーダーをお願いしました。
ジャポリズムショップの風神雷神図tシャツの近くにディスプレイしたいと考えております〜

近々、高山氏の龍のレリーフも作られるそうでそれも気になります〜。
なんだかんだと長居してしまい小さな折り鶴まで作っていただきありがとうございました〜
そうそうお店の名前ですが鶴也喜亀というお店です。また市でお見かけしたらチエックしてくださいね。
素敵な実演が見られると思いますよ〜

西村