木屋町三条にあるスポーツバーアフリカへ出かけました。
ちなみに昔の名前は、「パブ アフリカ」でした。
(→ スポーツバーアフリカ詳細
ここは、スポーツ中継やダーツを楽しみながらお腹も満たす事ができる、
おいしくてリーズナブルで魅力的なお店です。

外から見るとカウンターが主体のパブのようですが、実は京都らしい奥行きの深い店内で、
洞穴風個室からグループでスポーツ観戦を楽しめる大部屋まであります。
ダーツの他、なつかしいテーブルサッカー、ピンボールなどのゲームでも遊べます。

アフリカ

このお店と出逢ったのはもう17〜18年前で学生時代からよく来ています。
今の店舗にも私の絵をひとつ掛けてもらっていますが、
この場所に移転する前の前の店舗の時には、
まだ私も二十歳過ぎのころ、内装に私の作品を沢山飾っていただいていました。
( → 僕の受賞作品サイト

きかっけは当時、美術留学がしたいけどお金がない〜なんて話ていたら
「この店には外国のお客様が多いから作品を飾って意見をもらったら?」と
店長から声をかけていただき、当時有名なアーチストの作品の絵が掛かっていたのを
外して「いいよ。いいよ」と、無謀にも私の作品に掛けかえてもらった事に始まります。

店に作品を飾ることで、外国の方と作品について語りあったりする機会に恵まれました。
美術留学(海外)に憧れていた自分でしたが、外国の方に日本の素晴らしさを逆に
教えてもらった事があり、自分は自国の事を、まして地元の京都の事も知らないのに
ヨーロッパやニューヨーク等と・・・
外にばかり目を向けて、己の事を知らなかったはずかしさに痛感したのを覚えています。

それを期に、日本の歴史、文化、美術、京都についての勉強を新たにやり直しました。
日本の文化や美術の素晴らしさ、歴史をわかってないと言う事はつまり、自分を知らない事になると。

見えていなかった部分が見えたからか、日本の芸術の素晴らしさにハマっていきました。
現在もなお、日本美術や歴史の魅力にどっぷりと・・。

作品を定期的に換えるため色々工夫をこらすことで、
美術的な技法や、色彩、感覚の幅もひろがり、いろんな人に出逢い会話をする事で、
いい刺激を受けとてもいい経験をしたと思います。
本当に、店長のおかげで力をつけさせていただきました。

そして・・・その後(現在)
仕事が忙しくなったり体調を壊したりでここ2〜3年ご無沙汰しておりました。

相変わらずのニコやかな店長で、ここ2〜3年の話からはじまり、二十歳の頃の作品制作に
一生懸命だった頃の話、当時の仲間の話、懐かしい話で盛り上がりました。

いつの間にか当時のエネルギーみたいなものが湧いてきてなんだかパワーをもらいました。
個展のポストカードも沢山置いて頂き、そこら中にも貼っていただきました。

本当に昔からお世話になりっぱなしで感謝しております。

(西村)