書道の稽古に行ってきました。
今日からは、書道の稽古と合わせて
作品展用の書の制作にもとりかかります。

さて、なんという字を書こう。

今の自分に向ける言葉として
「放下便是(ほうげすればすなわちぜなり)」
という禅語を選びました。

以前、禅僧の方に書いていただいた禅語に
「別無工夫(べつにくふうなし)」の語があり、
その後につく語で、今の自分に言い聞かさなければと思い選びました。

放下便是(ほうげすればすなわちぜなり)とは
よけいな心配はせず、
その場その場、真剣に取り組むこと。
あれこれ工夫しようという計らいの心を
きれいさっぱり捨て去ってしまう事。
そういう意味です。

今の自分に時折言い聞かせながら、無心に制作に入りました。

              (西村)